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中国外務次官が4カ国歴訪6カ国協議再開に向け

2009/07/02 22:10

【北京2日共同】中国外務省の秦剛副報道局長は2日の定例記者会見で、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議議長、武大偉外務次官が同日から、ロシアを皮切りに日本、米国、韓国の、北朝鮮を除く同協議参加4カ国歴訪に出発したと発表した。協議離脱を表明している北朝鮮の復帰と協議再開に向け、局面打開を図るとみられる。武次官の協議参加国訪問は、今年2月に訪朝して以来で、同時に4カ国を歴訪するのは2004年に議長に就任してから初めて。中国は韓国などが主張する北朝鮮を除く5カ国協議開催に距離を置いており、けん制する狙いもあるとみられる。北京の外交筋によると、北朝鮮の金正日総書記の側近、金永春人民武力相が6月中旬に非公式訪中して中国指導部と会談、北朝鮮の立場を伝達した。武次官は「核保有国」としての立場を明確にしたとみられる北朝鮮の主張を踏まえ、4カ国と協議の仕切り直しを目指すとみられる。一方、1日に北京入りした米国のゴールドバーグ調整官(北朝鮮制裁担当)は2日、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議履行をめぐり中国外務省と意見交換した。調整官は同日夜、北京市内のホテルで記者団に対し「制裁決議の完全な履行と非核化や核不拡散の協議に立ち戻るため、有益な協議ができた」と述べた。北朝鮮の同日の短距離ミサイル発射については「報道だけで詳細は把握していない」と言及を避けた。

【共同通信】